平和の祭典、オリンピック・パラリンピックが今夏東京で開催されます。しかし、紛争、気候変動、貧困、新型コロナウイルス感染症による社会経済的影響によって、食べ物が手に入らず飢餓に苦しむ人が、世界では約6億9000万人もいます。国連世界食糧計画(国連WFP)は、そのような人びとに緊急食料配布や学校給食支援などを通じて60年にわたり食料を届け続けてきました。食と栄養が身体をつくることに果たしてきた役割や飢餓問題を語るときには外せない食品ロス問題を、WFPの支援で育ったスポーツ選手や国連職員、企業、ジャーナリスト、専門家とともに深堀りし、 私たちができることについて考えます。