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エチオピアは現在、2つの緊急事態に同時に直面しており、国内の食料不安を悪化させています。

紛争から1年以上が経過し、エチオピア北部ではこれまで以上に多くの人びとが緊急の食料支援を必要としています。

紛争の直接的な結果として、ティグライ、アファール、アムハラ州全体で900万人が食料支援を必要としています。ティグライでは460万人、アファールでは53万4千人、アムハラでは370万人です。

活動上の大きな課題にもかかわらず、国連WFPは2月中旬現在、3地域全体で440万人以上に無条件の緊急食料・栄養支援を提供しています。しかし、特にティグライ州では燃料や食料の在庫が過去最低となっており、国連WFPは支援を必要としている人びとに必要な頻度と量で支援することができない状況です。 

12月中旬以降、陸路による人道的物資の輸送は行われておらず、国連WFPが脆弱な人びとに大規模な支援を行うことができた最後の月である8月以降、燃料の補充は行われていません。国連WFPの推計では、過去数カ月間、危機の影響をうけた人びとは必要なカロリーの平均30%しか満たすことができていません。

ティグライの国境とアファール州に広がる情勢不安は、国連WFPがスタッフや人道支援物資の安全と安心を損なわずに食料を届けることができないことを意味しています。物資を提供し、命を救う支援を必要とする数百万人もの人に大規模な支援が届けられるよう、国連WFPは、すべての紛争当事者から、この地域に入るすべてのルートで安全な人道的回廊を直ちに保証してもらう必要があります。

エチオピア北部における国連WFPの活動を迅速に拡大するために、2億6500万米ドルが緊急に必要です

一方、同国では1981年に記録されて以降で最も乾燥した状況となっており、深刻な干ばつにより、2022年の第1四半期にはエチオピアで570万人が深刻な飢餓に直面すると推定されています。

水と牧草の不足は生活に打撃を与え、南部と南東部のソマリ、オロミア、南部諸民族州全体で家族は家を追われています。

3年連続雨季に雨が降らなかったことで、作物は壊滅的な打撃を受け、異常なほど家畜の死亡が増加しています。オロミアとソマリ州だけでも、飼料と水の不足により、少なくとも48万4000頭の家畜の死亡がすでに報告されています。

国連WFPはすでに現地で、短期的には命を救い、長期的には回復力を高めるために、緊急食料支援予測型支援を組み合わせて家族を支援しています。

しかし、350万人の人びとに完全な干ばつ対策支援を提供するためには、国連WFPは1億3,000万米ドルを必要としています。

国連WFPのエチオピア緊急支援

紛争
国連WFPは、3つの州全体で330万人以上を対象に、無条件の緊急食料・栄養支援を実施しています。これにはティグライ州の213万人、アムハラ州の65万人、アファール州の最大62万6千人が含まれます。政府とパートナーは、残りの人びとにも支援を提供しています。
干ばつ
国連WFPは、小規模保険制度や、井戸水のソーラーポンプなどのインフラ、早期資金支援につながる早期警告システムの強化を通じて、干ばつからのコミュニティの早期回復と改善を支援しています。国連WFPは、ソマリ州の干ばつで困窮している350万人に食料支援を行うことを目標としています。

緊急支援に、あなたの力が必要です

エチオピア北部における国連WFPの活動を迅速に拡大するために、2億6500万米ドルが緊急に必要です。また、完全な干ばつ対策支援を提供するためには、1億3,000万米ドルを必要としています。
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