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コンゴ民主共和国の現状

コンゴ民主共和国(DRC)では紛争と飢餓が互いに悪影響を及ぼしています。複数の州に広がる不安が人口移動の主な要因となっており、それが飢餓につながることも少なくありません。コンゴ民主共和国では食料不安が拡大し続け、2023年1月~6月の間に2640万人が深刻な食料不安に陥ると予測されています。推定280万人の子供が急性栄養不良にあります。コンゴ民主共和国は、世界最大の飢餓危機のひとつであり、国連WFPにとって緊急支援国です。

国連WFPは、この飢餓危機に取り組むことに加えて、近年コンゴ民主共和国の北部で数千人の命を奪ったエボラウイルス病(EVD)の大流行と戦うコンゴ民主共和国政府を支援してきました。最新(15回目)のエボラ出血熱は、2022年8月に終息宣言が出されました。

国連WFPのコンゴ民主共和国緊急支援

食料支援
国連WFPは、特に弱い立場に置かれた家族に対して、優先的に食料の現物支給(穀物、豆類、植物油、塩)を実施しています。国連WFPは2017年、紛争の被災者45万人を支援し、2018年には120万人に達する見込みです。
栄養支援
乳幼児や妊婦、授乳中の母親の栄養不良を防ぐため、栄養強化食品を配布しています。
国連人道支援航空サービス(UNHAS)
カサイ地域の避難民の膨大な支援ニーズに対応するため、コンゴ民主共和国のUNHASは航空サービスを大幅に拡大しました。被災者にアクセスすることが非常に困難な状況の中、コンゴ民主共和国のUNHASは、航空機やヘリコプターをカナンガに継続的に配備して人道支援団体の機動力を高め、より多くの被災者に支援できるようにしています。

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