UNHAS設立20周年:人道支援活動の飛行機とヘリコプターが地上からのアクセスが困難な場所に着陸
ストーリー | 2024 年 2 月 16 日
緊急支援
コンゴ民主共和国(DRC)は世界で最も深刻な食料危機に直面している国のひとつです。総合的食料安全保障レベル分類(IPC)によると、イトゥリ州の東部、北キヴ州、南キヴ州3州では670万人が、全国で推定2580万人が人道的危機レベルまたは急性の食料不安に直面しています。
国内避難民(IDPs)の数はおよそ630万人で、特にイトゥリ州、北キヴ州、南キヴ州に集中しています。この3州では、2022年3月以降280万人、2023年1月以降100万人が家を追われ、現在560万人が国内避難民となっています。
国連WFPは喫緊のニーズに対応するため、この3州での活動を拡大しており、国内避難民、ホストファミリー、脆弱なコミュニティを含めた、食料不安に陥っている360万人を支援することを目標としています。こうした継続的な努力にも関わらず、国連WFPは深刻な資金不足に直面し続けています。国連WFPは、コンゴ民主共和国での支援活動のために72800万米ドルを必要としていますが、依然として5億6700万米ドルの資金が不足しています。この資金不足によって、支援の継続と効率性は脅威にさらされています。