飢餓のホットスポット: 4カ国が飢きんに直面していると国連報告書が警告
ストーリー | 2022 年 1 月 28 日
緊急支援
ナイジェリア北東部のボルノ、ヨベ、アダマワの3州では、ボコ・ハラムによる暴力が何百万人もの人々の命と生活を脅かしています。
500万人を超える人々が飢餓に直面しており、45万人の子どもたちが深刻な栄養不良に陥っています。暴力と不安定な状態によって大勢が故郷を逃れ、200万人以上 が国内のキャンプや別の地域で生活し、数万人がカメルーンやチャド、ニジェールなど近隣諸国に避難しています。国外に避難した人々の多くは今帰還しつつあり、食料と避難所を必要としています。
最近の数カ月間、ナイジェリア政府と国連WFPを含む人道支援団体は共同で、飢きんを回避し、状況を安定化する試みを重ねてきました。しかし、人道支援の必要性は2018年も引き続き高く、緊急支援だけでなく、長期的な復興や開発事業への支援を続けていく必要があります。