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ナイジェリアの現状

ナイジェリア北東部のボルノ、ヨベ、アダマワの3州では、ボコ・ハラムによる暴力が何百万人もの人びとの命と生活を脅かしています。合計440万人が深刻な飢餓に直面しており、32万人の子どもたちが急性栄養不良に陥っています。暴力と不安定な状態によって大勢が故郷を逃れ、200万人以上 が国内のキャンプや別の地域で生活し、数万人がカメルーンやチャド、ニジェールなど近隣諸国に避難しています。国外に避難した人びとの多くは帰還しつつあり、食料と避難所を必要としています。

ナイジェリア政府と国連WFPを含む人道支援団体は共同で、飢きんを回避し、状況を安定化する試みを重ねてきました。しかし、依然として440万人が食料支援に全面的に依存しており、緊急支援だけではなく、長期的な復興や開発事業を支援するための資金が必要となります。

国連WFPのナイジェリア緊急支援

食料支援

紛争の激化、避難民の増加、COVID-19の影響などが重なり、食料不安が高まり、人びとが飢餓に陥っています。国連WFPは北東部で支援を必要としている人びとを支援するため、対応を強化しています。ボルノ州、アダマワ州、ヨベ州では、国連WFPは年末までに190万人を支援するため、食料・栄養支援を拡大しています。

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