学校に通えない子どもたち:紛争と飢餓が子どもたちの未来を奪う
ストーリー | 2024 年 9 月 23 日
ハイチでは人口の半数が急性の飢餓に直面し、厳しい状況に達しています。
このうち200万人以上が「緊急」レベルの食料不安に直面しています。
現在も続く戦闘により、70万人以上が避難を余儀なくされており、その多くは首都ポルトープランスやアルティボニット県に集中しています。2024年11月だけで、わずか2週間の間に5万人以上のハイチ人が避難を余儀なくされました。
ポルトープランスだけでも、少なくとも6,000人の国内避難民が壊滅的なレベルの食料不安に直面しており、極度の飢餓と深刻な急性栄養不良により、飢餓や死の危機が迫っています。
WFP国連世界食糧計画は、増大するニーズに対応するため、緊急支援として185万人を対象に食料支援を拡大するとともに、国家のシステム強化の取り組みも支援しています。
WFPは2024年11月、食料、医薬品、医療用品を積んだ21台のトラックをポルトープランスから南部地域へ輸送するために、2隻の船舶を手配しました。これにより、WFPは南部地域での活動、さらにはパートナー団体による活動のための食料備蓄を事前に配置することが可能になります。また、医薬品やその他の物資も医療施設に補充される予定です。
私たちは2025年5月までの活動資金として、9,400万米ドルが必要です。