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国連WFPは、加盟国36カ国からなる「WFP執行理事会 」(WFP Executive Board)によって運営されています。 

組織を率いるのは事務局長です。事務局長は、国連事務総長および国際連合食糧農業機関(FAO)事務局長の二人に共同任命されます。任期は5年と定められています。現在の事務局長はシンディ・マケインで、2023年に任命されました。

国連WFPでは、それぞれの担当をもつ1名の副事務局長と4名の事務局次長が任命されています。

2022-25年戦略計画では、飢餓を終わらせることに焦点を当てた2030年アジェンダへの国連WFPのコミットメントと、最も困難な状況にある人びとの緊急のニーズに各国が対応し、持続可能な開発目標を達成するための国連の取り組みに対する国連WFPの支援を示しています。

国連WFPの財源は、任意の拠出金によってすべて賄われています。主な資金供与者は各国政府ですが、民間企業および個人からの寄付も受け取っています。

マネジメント

シンディ・マケイン事務局長
シンディ・マケインは、著名な人道主義者、ビジネスリーダー、外交官としての40年にわたるキャリアを持ちます。事務局長就任前は、ローマ拠点の食料・農業関連国連三機関の大使・米国常駐代表を務め、飢餓の解決、持続可能な開発と平和の推進に焦点を当てた幅広い活動を支持しています。また、国連WFPが運営する多くのプログラムをはじめ、最前線の人道支援プログラムに携わり、支援によって生活を変えることができた人びとから学んできました。
マノジ・ジュネジャ事務局次長兼最高財務責任者
マノジ・ジュネジャは、2013年1月、WFP 国連世界食糧計画の事務局次長(資源管理及びアカウンタビリティ担当)兼最高財務責任者に就任しました。ジュネジャは、民間分野に5年間務めた後、25年間にわたって国連でのさまざまな役職を歴任してきました。国連WFP に入職する前は、2011 年から2012 年まで国際連合食糧農業機関(FAO)で支援担当事務局長代行、2003 年から2004年まで国際労働機関(ILO)で支援サービス担当事務局長および財務・監査官を務めました。
ヴァレリー・グァルニエリ-事務局次長
ヴァレリー・グァルニエリは、2018年1月、WFP 国連世界食糧計画の事務局次長(事業担当)に就任しました。世界各地で食料危機に瀕している人々のために、緊急支援や事業政策、栄養支援、そしてサプライチェーンといった国連WFPの根幹を担うグローバル事業をとりまとめる役割を担っています。事務局次長への就任前は、国連WFP 東部・中部アフリカ地域事務局長として各国での事業を監督し、戦略的ガイダンスと支援を率いてきました。
ウテ・クラマート事務局次長
ウテ・クラマートは2019年2月、WFP 国連世界食糧計画の事務局次長(パートナーシップ&アドボカシー担当)に就任しました。この役割において、クラマート氏は、政府、国連機関、民間セクター、その他のパートナーとの組織のパートナーシップと資金調達活動を統括しています。
ジョイス・カニヤンガ・ルマ事務局次長
ジョイス・カニヤンガ・ルマは、2022年5月より、臨時事務局次長(職場文化担当)を務めています。就任前は、国連WFPの人事部長を務めていました。職場文化の部署は、国連WFPにおいて、最適な職場環境を作るための取り組みを行っており、人事担当、福利担当、人材・文化調整ユニット、ダイバーシティ&インクルージョンチームから構成されています。この部署は、国連WFPのスタッフ一人一人が自分の力を最大限に発揮できる職場づくりに注力し、組織のポリシーのもとでより戦略的な人材管理アプローチを取り入れています。