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イエメンの現状

イエメンにおける緊急対応は2023年、最も脆弱な1500万人に緊急食料支援を提供することを目標に掲げており、国連WFPにとって世界最大規模の活動です。

現在のイエメンの飢餓のレベルは前例がなく、数百万人が厳しい苦しみの中にいます。継続的な人道支援にもかかわらず、1700万人以上のイエメン人が食料不安に陥っています。

子どもの栄養不良率は世界で最も高い部類に属し、栄養状況は悪化の一途をたどっています。最近の調査では、3分の1近くの家庭で食生活に格差があり、豆類、野菜、果物、乳製品、肉などの食品をほとんど摂取していないことが明らかになりました。イエメンの女性と子どもの栄養不良率は依然として世界で最も高く、130万人以上の妊産婦と220万人以上の5歳未満の子どもが急性栄養不良のために治療を必要としています。

イエメンの人道的状況は非常に脆く、食料、燃料、医薬品など重要な生活必需品を届けるパイプラインの寸断が、何百万人もの人びとを飢餓状態や死に追いやる恐れがあります。国連WFPは、最も食料を必要としている人びとに対し円滑に支援を届け、飢饉を回避するための無制限のアクセスを求めています。

国連WFPのイエメン緊急支援

食料支援

2023年、国連WFPは約1500万人に小麦粉、豆類、油、砂糖、塩の現物支給または同量の食料を購入できるバウチャーや現金による緊急食料支援を届けることを目指しています。

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