ミャンマーの貧困都市の郡区における国連WFPの飢餓対策へ日本から新たな支援
この寄付金により、国連WFPはヤンゴン地域の約60万人に支援を行うことができます。食料配給は、国連WFPがミャンマーの都市部の最も貧しい郡区に住む200万人を対象に行っている新しい活動の一環として、弱い立場にある家族の手に直接届けられます。配布は5月13日にヤンゴンのラインタヤ郡区で開始されました。
「日本政府は、国連WFPがミャンマーの飢餓問題に懸命に取り組んでいることを支持します。国連WFPの主導により、日本からのこの支援は、都市部や都市周辺部の貧困地域に住む最も弱い人々に直接届くことになります。日本政府と国民は、これからもミャンマーの人々に寄り添っていきます」と、丸山市郎駐ミャンマー日本国特命全権大使は述べています。
国連WFPは、既存の貧困、新型コロナウィルス、継続中の政治危機の3つの影響により、今後6ヶ月以内に都市部を中心に最大340万人の人々が飢餓に陥ると推計しています。
「長年にわたり国連WFPの確固たるパートナーである日本の皆様と日本政府に深く感謝しています」と国連WFPミャンマー事務所のスティーブン・アンダーソン代表は述べています。「このような重要な時期に、ミャンマーの人々に思いやりと支援を提供するために、日本は再び動き出しました。大規模な人道的危機の発生を防ぐためには、このような寄付が不可欠です。」
日本は今年初め、チン州、カチン州、シャン州、ラカイン州の紛争で避難している人々に対する国連WFPの継続的な食料・栄養支援のために、1月に470万ドル、3月に300万ドルの合計770万ドルを提供しました。
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WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、2020年のノーベル平和賞を受賞しました。 私たちは世界最大の人道支援組織であり、緊急時に命を救い、食料支援を活用して、紛争や災害、気候変動の影響から立ち直った人々のために平和、安定、繁栄への道筋を構築しています。