2021 年 10 月 5 日 国連WFPはアファール州とアムハラ州で第1回目の食料配布を完了:ティグライ州で未だに必要な物資が不足。 アディスアベバ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、アファール州とアムハラ州への紛争拡大の影響を受けた人びとへの第1回目の食料配布を完了しました。しかし、人道支援の動きが様々な要因で妨げられているため物資が不足しており、ティグライ州での配布はまだ遅れています。 ロジスティックスと輸送ネットワーク 食料安全保障 紛争 エチオピア
2021 年 10 月 5 日 年末までにアフガニスタンで5歳未満児の半数が急性栄養不良、数百万人が飢餓に カブール ― 2日間にわたるヘラート訪問を終えたUNICEF (国連児童基金) アフガニスタン事務所のエルヴェ・ルドヴィック・ド・リス 代表と国連WFPアフガニスタン事務所のメアリー・エレン・マクグロアーティ代表は、アフガニスタン全土に広がる栄養不良と食料不安の悲惨な状況に警鐘を鳴らしました。アフガニスタンの子どもたちとその家族は、水や食料、基本的な保健・栄養サービスの安定的なが利用できず、長年の紛争と現在の経済危機の影響を受けています。 母子栄養支援 食料安全保障 緊急支援 アフガニスタン
2021 年 10 月 14 日 気候危機による未曾有の飢餓:世界食料デーに国連WFPが緊急の行動を要請 ローマ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、10月16日の世界食料デーを前に、気候変動による衝撃やストレスへ地域社会が適応をするため国際社会が緊急の行動をとらなければ、気候危機に起因する飢餓が急増すると警告しました。 気候 食料安全保障 緊急支援
2021 年 10 月 15 日 ナイジェリア北東部で食料配給の削減へ:深刻な飢餓は5年ぶりの高水準に アブジャ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、危機的状況にあるボルノ、ヨベ、アダマワの各州で命を救う活動を継続するための緊急資金が確保されない限り、ナイジェリア北東部の50万人以上の女性、男性、子どもへの食料配給を間もなく削減せざるを得なくなると警告しています。 食料安全保障 緊急支援 ナイジェリア
2021 年 7 月 8 日 パンデミックによる失業と食料価格高騰で多くの人が食料を確保できない状態に ローマーWFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日、紛争や経済の不安定化、ラニーニャ現象などの影響による食料価格高騰により、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による収入減で既に苦しんでいる何百万もの家族が、栄養のある食料を手に入れられなくなっていると警告しました。 食料価格 医療・保健の危機 食料安全保障
2021 年 7 月 12 日 国連報告書: パンデミックの年に世界の飢餓が急増 アフリカで最大の増加。世界は重大な岐路にあり、2030年までに飢餓をゼロにという目標に向けて今すぐに行動しなければなりません。 ローマ - 国連は、2020年に世界の飢餓状況が劇的に悪化したと発表しました。その主な原因は、新型コロナウイルスの影響であると考えられています。パンデミックの影響はまだ完全には把握できていませんが 、複数の機関の報告書によると、昨年は世界人口の10人に1人にあたる最大8億1,100万人が飢餓に苦しんでいたと推定されています。この数字は、2030年までに飢餓をゼロにするという目標を達成するために、多大な努力が必要であることを示しています。 食料安全保障 医療・保健の危機
2021 年 7 月 12 日 国連WFPの輸送隊がエチオピア・ティグライ州に到着、支援の増大が急務 アディスアベバ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)のトラック50台が、900トンの食料とその他の緊急物資を積んで、本日、ティグライ州の州都メケレに到着しました。しかし、この地域の膨大な人道的ニーズに応えるためには、毎日、この倍のトラックが稼働する必要があります。 ロジスティックスと輸送ネットワーク 食料安全保障 緊急支援 エチオピア
2021 年 11 月 8 日 国連WFP、深刻な飢餓が急増し大惨事が迫っていると警告 ローマ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日、世界各地で深刻な飢餓が急増していることを受け、43カ国で飢きんの瀬戸際にある人びと(総合的食料安全保障レベル分類 IPC4/緊急事態以上)の数が4,500万人に上ると警告しました。この数字は、直近の4,200万人、また2019年の2,700万人から上昇しています。 緊急支援 食料安全保障 事務局長 アフガニスタン
2021 年 11 月 8 日 未来をつくる食料支援とフードテック 東京栄養サミット2021 が日本で開催されるのを機に、国連WFPと朝日新聞社は、オンラインイベント「未来をつくる食料支援とフードテック」を開催します。世界の飢餓問題への理解を深めつつ、栄養不良の問題の革新的な方法による解決の可能性を模索します。 飢餓をゼロに イノベーションとテクノロジー 企業・団体との協力 食料安全保障
2021 年 6 月 15 日 国連WFP、G7による飢きん防止のコミットメントを歓迎―大規模な惨事を防ぐため迅速な行動を要請 ローマ ― 現在、3,400万人以上の人々が飢きんに瀕しており、世界は前代未聞の人道危機に直面しています。この問題対して緊急に取り組むことを約束した「飢きん防止及び人道危機に関するG7コンパクト」が、週末にG7の首脳によって承認されました。これは、喜ばしい一歩です。 食料安全保障 資金調達
2021 年 6 月 18 日 新型コロナウイルスの影響による資金不足で、世界中の難民が飢餓の深刻化に直面 ローマ―WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は「世界難民の日」を前に、「パンデミックによる支援予算への影響は、緊急活動資金の不足という形で表れており、何百万人もの難民が今後の不確実性と飢餓に直面している」との警告しました。 難民と移民 資金調達 食料安全保障 チャド カメルーン コンゴ民主共和国 マラウィ コンゴ シリア タンザニア
2021 年 6 月 22 日 緊急資金と即時アクセスが確保できなければ4100万人が差し迫った飢きんに直面 ローマ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日、大惨事を食い止めるための緊急の資金支援がなく、紛争で切り離された家族へアクセスできない場合、すでに4カ国で発生している飢きんが世界の何百万人もの人々にとって現実のものとなる可能性があると警告しました。 事務局長 食料安全保障
2021 年 7 月 30 日 FAOとWFPが警告:紛争、官僚主義、資金不足によって阻まれる飢きんの救済と急性食料不安の増加 紛争、新型コロナウィルス、気候危機により、23の飢餓ホットスポットでの急性食料不安が上昇する可能性を報告書が指摘 ローマ ― 国連食糧農業機関(FAO)とWFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、本日発表した新しい報告書の中で、紛争や封鎖によって、飢きんに瀕する家族への命を救う支援が中断されている国があり、急速に拡大する世界的な急性食料不安に対する支援が妨げられていると警告ました。 食料安全保障
2021 年 9 月 13 日 手遅れになる前に今すぐ行動を: 国連WFPは冬が近づくアフガニスタンでの緊急行動を要請 ジュネーブ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)のデイビッド・ビーズリー事務局長は、今すぐ行動しアフガニスタンの人々への支援を強化するよう世界に呼びかけました。同国での人道支援活動を拡大するために、ドナーに即時かつ寛大な資金提供の支援を求めています。 緊急支援 食料安全保障 資金調達 アフガニスタン
2021 年 9 月 22 日 アフガニスタン:都市部の教育を受けた人びとも、失業や収入源で飢餓に直面 カブール ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日、失業、現金不足、物価高騰により、アフガニスタンに新たな飢餓層が生まれていると警告しました。過去3年間に2度の干ばつに見舞われた農村部と同様の割合で、都市部の住民も初めて食料不安に陥っています。 難民と移民 食料安全保障 現金等での食料支援 アフガニスタン
2021 年 9 月 22 日 国連WFP事務局長:資金不足で10月にイエメンの300万人へ配給削減の可能性 ニューヨーク ― WFP国連世界食糧計画(WFP)のデビッド・ビーズリー事務局長は、国連WFPによるイエメンへの食料支援がまもなく底をつき始める可能性があるとして、イエメンの人びとへの支援を強化するよう世界に呼びかけました。 事務局長 食料安全保障 資金調達 イエメン
2021 年 9 月 24 日 「世界が豊かになっても、毎年900万人が飢餓で命を落としている」と国連WFP事務局長が食料システムサミットで講演 ニューヨーク ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)のデイビッド・ビーズリー事務局長は、世界のリーダーたちに、すべての人のために食料安全保障を実現し、よりよい食料システムを通じて、より強く、より健康な地球を構築するよう呼びかけました。 事務局長 食料安全保障
2021 年 9 月 24 日 国連WFP、資金の枯渇でケニアの難民への食料配給をさらに削減へ ナイロビ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、深刻な資金不足のため、ケニアの難民44万人への食料配給をさらに削減しています。また、新たな資金が早急に確保できない場合は、年末までに支援を完全に停止せざるを得ないと警告しました。 資金調達 食料安全保障 難民と移民 ケニア
2021 年 9 月 24 日 アンゴラ南西部の干ばつによる深刻な飢餓 ルアンダ ― アンゴラ南西部のクネネ(Cunene)、ウイラ(Huila)、ナミベ (Namibe)の3州では、過去40年間で最悪の干ばつにより、畑が荒れ、牧草地が枯れ、食料備蓄が枯渇し、130万人以上が深刻な飢餓に直面していることが、食料不安を分類する総合的食料安全保障レベル分類 (IPC)の最新の分析結果で明らかになりました。 干ばつ 食料安全保障 気候 アンゴラ
2021 年 11 月 26 日 紛争の影響により、エチオピア北部で食料支援を必要とする人が数百万人増加 アディスアベバ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は11月26日、紛争の直接的な影響により食料支援を必要とする人がエチオピアの北部全域で940万人まで増加したことを発表しました。 食料安全保障 紛争 エチオピア
2021 年 12 月 2 日 国連WFPの映像と写真:冬の到来とともにアフガニスタンで何百万人もの人びとが餓死の危機に直面 カブール – 壊滅的事態を防ぐための緊急の資金が確保できなければ、アフガニスタンでは320万人の子どもが深刻な飢餓や命に係わる栄養不良に苦しむことになります。人道的支援のニーズが増大し、約2300万人の人びとが緊急の食料支援を必要としています。こうした人びとのニーズに対応するため国連WFPが2022年に必要とする資金は26億ドルに上ります。 食料安全保障 緊急支援 アフガニスタン
2021 年 9 月 7 日 国連WFPが緊急対応を拡大:エチオピア北部で最大700万人が飢餓に直面 アディスアベバ ― エチオピア北部に紛争が波及し、アファール州とアムハラ州では30万人が家を追われ、170万人が飢餓に陥っている中、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、エチオピアでの活動全体で4億2600万ドルという前例のない資金不足を発表し、今年の最大1200万人のニーズを満たすための資金提供を訴えています。 食料安全保障 紛争 難民と移民 エチオピア
2022 年 4 月 6 日 日本、ウクライナの人道的食料支援に2,800万ドルを提供 リヴィウ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、ウクライナ紛争で影響をうけた人びとへの人道的食料支援を目的とした日本政府からの1,400万米ドルの追加拠出を歓迎します。これにより、ウクライナ危機に対する日本からの支援額は合計2,800万米ドルとなりました。 資金調達 食料安全保障 紛争 ウクライナ 日本
2022 年 4 月 19 日 雨も資金も不足:アフリカの角では数百万世帯が壊滅的状況に近づく ナイロビ ― アフリカの角全域で切実に必要とされている雨は、雨季に入ってほぼ1カ月が経過した現在も実現していません。こうした状況が続き、人道支援が停滞、さらには減少した場合、干ばつによる飢餓人口が現在推定されている1400万人から2022年に2000万人に急増する恐れがあると、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は本日警告しました。 気候 食料安全保障
2022 年 5 月 4 日 食料危機に関するグローバル報告書:食料不安の記録更新 国際社会が食料危機の根本原因に対処するための防止、予見、注力を要請 ローマ ー 急性食料不安に陥り、緊急の命を救う食料支援や生計支援を必要とする人の数が憂慮すべき割合で増加し続けています。食料危機が起きたあとに対処するだけではなく、根本原因への対応がこれまで以上に喫緊の課題となっています。これは、国連、欧州連合(EU)、政府機関、非政府組織が協力して食料危機に取り組む連合体「食料危機対策グローバルネットワーク」(GNAFC)が本日発表した年間報告書で指摘されています。 食料安全保障