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日本、ウクライナの人道的食料支援に2,800万ドルを提供

日本、ウクライナの人道的食料支援に2,800万ドルを提供
リヴィウ ― WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、ウクライナ紛争で影響をうけた人びとへの人道的食料支援を目的とした日本政府からの1,400万米ドルの追加拠出を歓迎します。これにより、ウクライナ危機に対する日本からの支援額は合計2,800万米ドルとなりました。

この追加支援により、国連WFPはオデーサ、ムィコラーイウ、へルソンといったウクライナ南部の脆弱な人びと10万人に現物の食料を配給し、人道危機に対応するための活動を拡大することができます。ウクライナ国外では、モルドバの避難民受け入れセンターで温かい食事と引き換えられる食料バウチャーを提供し、戦争で避難した1万人を支援する予定です。

 

「人道的大災害の中で、脆弱な立場にある家族が十分な食料を確保するのに苦労している重要な時に、日本政府からの寛大なご支援をいただくことができました。この支援により、ウクライナ国内で身動きができなくなっている人びとや、安全を求めて国境を越えた人びとに、緊急に必要な命を救う支援を提供することができます」と国連WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長は述べています。

 

日本が先に行った支援は、スーミ、ポルタヴァ、ハルキウを含むウクライナ北東部での食料現物支給と、モルドバの中継地点での食料引換券による支援に重点が置かれていました。

 

紛争が始まって1カ月、国連WFPはウクライナ危機の影響を受けた100万人に、すぐに食べられる食料、パン、現金支給などの緊急食料支援を行いました。国連WFPは、300万人以上の子ども、女性、男性、そして近隣諸国に逃れた30万人の支援を目指しています。

 

国連WFPの推計によると、ウクライナの人口の約半数にあたる45%の人が十分な食料を確保することに不安を抱いています。食料は、安全や移動のための燃料のほかに、人びとにとって三大懸念事項の一つです。ウクライナ国内の数千万人を養う既存のシステムが崩壊し、食料サプライチェーンは破綻しています。

 

 

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WFP国連世界食糧計画(国連WFP)は、2020年のノーベル平和賞を受賞しました。 私たちは世界最大の人道支援組織であり、緊急時に命を救い、食料支援を活用して、紛争や災害、気候変動の影響から立ち直った人びとのために平和、安定、繁栄への道筋を構築しています。

 

国連WFP協会ではウクライナ緊急支援募金を実施しております。

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ウクライナ 日本 資金調達 食料安全保障 紛争

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