紛争が続く中央アフリカ共和国では治安悪化のため物資の供給が滞り、支援用の食糧が枯渇寸前となっていました。が、27日、アフリカ主導中央アフリカ国際支援ミッション(MISCA)が護衛する中、カメルーンとの国境で止まってしまっていたトラック60台が支援物資等を載せ、武装勢力の検問所を越えて600キロの道のりを首都バンギまでやってきました。うち10台は国連WFPの食糧を積んだトラックで、250トンの米とトウモロコシ粉が到着しました。しかし、増え続ける避難民に対して命綱である食糧支援を続けるには輸送ルートの安全確保が喫緊の問題となっています。