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中央アフリカ共和国 飢餓の現状

中央アフリカ共和国 飢餓の現状
中央アフリカ共和国では紛争のため多くの人が家を失い、安全を求めて避難しています。国連WFPは125万人に食糧支援を届ける計画で、国際社会に支援を求めています。同国の飢餓の現状をまとめました。

・中央アフリカ共和国では紛争のため推定260万人が人道支援を必要としています。

・12月末の調査で、一日一食しか摂れない人が増えており、栄養不足の危険が高まっています。

・全家庭の6割は家に食糧の備蓄が全くない状態でした。

・紛争により物資の輸送や市場・商業活動が滞ったため、食料価格が大幅に高騰しています。

・94%の地域で、次の種まき期のための種が不足しており、収穫量の減少につながることが懸念されています。

・今回の紛争が始まる以前より、3割の家庭(130万人に相当)は食糧が十分得られない状態でした。

・今、もっとも支援の妨げとなっているのは治安悪化です。

・5月には雨季が到来し、大雨のため陸路での輸送が難しくなります。その前に食糧を各所に備蓄しておく必要があります。

・国連WFPは2014年、中央アフリカで125万人を支援するため1億700万米ドルを必要とするとの緊急声明を発表しました。