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陸、海、空からの輸送で遠方の被災地にも支援食糧が届く

陸、海、空からの輸送で遠方の被災地にも支援食糧が届く
台風30号がフィリピンに壊滅的な被害をもたらしてから3週間になります。国連WFPは陸路、海路、空路のあらゆる輸送手段を使い、これまで支援が届きにくかった遠方の島の被災者にも物資を運んで支援地域を拡大しています。

タクロバン発

「緊急支援を始めて3週間になりますが、依然として、食糧は被災地で最も必要とされているものの一つです。支援物資の輸送は大幅に改善しましたが、遠方の島の被災者にも支援が行き届くよう、今後も活動地域を拡大していきます」と、国連WFPフィリピン事務所代表、プラヴィーン・アグラワルは述べました。

以下、最新の活動の様子です。

・アクセスの難しかったギワンやイロイロ沿岸地域に米と栄養強化ビスケットが輸送されています。これらの地域の中には、初めて支援食糧が届く場所もあります。
・11月13日以来、国連WFPは4千トン以上の米と127トンの栄養強化ビスケットを運んでいます。
・国連WFPはフィリピン政府と緊密に連携して支援活動を行っています。フィリピン社会福祉開発省は国連WFPの米の入った食糧セットを130万世帯以上に配布しました。
・国連WFPは国際支援組織オックスファムとともに、破壊されたインフラの復旧作業を行う人400人に、労働の対価として食糧を配給する「フード・フォー・ワーク」プログラムをタクロバンで試験的に実施しようと準備しています。
・国連WFPのトラックは支援用の米を被害の激しかった東サマールとギワンの沿岸地域に運んでいます。
・国連WFPが調達したローロー船という2400トンの積荷を載せた貨物船が11月25日、タクロバンに到着しました。さまざまな支援組織・団体に輸送を委託された家族用のテントや毛布、水キット、飲料水容器、支援用装備などが届きました。この船は今後もセブ島とタクロバンの間の往復を続けます。
・国連WFPが管理するドバイ(アラブ首長国連邦)、スバン(マレーシア)、ブリンディジ(イタリア)の国連人道支援物資備蓄庫から1012トンの支援物資(テント、新生児用品セット、衛生用品、可動式倉庫、IT機器)がフィリピンに空輸されました。  
・国連WFPが率いる緊急情報通信支援チームはITサービス、インターネット、無線通信、印刷機器などを10箇所、1000人の支援従事者に提供しています。
・国連WFPが管理する国連人道支援航空サービスは2機のヘリコプターと9機の旅客機を稼動し、これまでに計43回のフライトで9か所に167人の支援関係者を運びました。
・国連WFPは向こう6ヶ月間で支援に105億円(1億300万米ドル)が必要と見積もっています。内訳は食糧支援に90億円、物資の輸送と情報通信支援に12億円などです。
 
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