激しい戦闘が続くシリアの街ホムス。包囲されたこの街の旧市街には2500人が取り残され、戦闘のため人道支援が届けられない状態が2年近く続いていました。飢えや医薬品不足が深刻となる中、7日より12日までに、国連WFPをはじめとする国連諸機関がシリア赤新月社と共に食糧などの物資の搬入を行ったほか、住民の半数以上を町外に避難させました。この活動の最中、何者かにより援助車両が攻撃されましたが、国連および赤新月社チームはたじろぐことなく支援活動を続行しました。この支援活動に関し、アーサリン・カズン国連WFP事務局長は声明を発表しました。