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WFP声明 ジョゼット・シーランWFP事務局長 ソマリア モガディシュ訪問を終えて

ソマリアは今、まさに生きるか死ぬかの状況にあります。WFPは数日中にモガディシュに向けて、栄養不良の子どもを対象とした栄養強化食品の空輸を開始します。

 

(C)WFP/Rose Ogola

WFPはモガディシュの配給所で炊き出しを行っています。私はここで、飢饉のひどい地域を抜け出そうと歩き続け、その間に子どもが死んでしまったという女性に出会いました。事態は極めて深刻です。

WFPは、ソマリア南部の大半の地域へのアクセス権を握っている勢力が、この地域への人道支援機関の立ち入りを許可すると発表したことを歓迎します。WFPは、飢饉が発生しているソマリア南部へ、命を救うための食糧をできる限り早く届けることができるよう、あらゆる手を尽くしているところです  。

WFPはソマリアで現在150万人に対して食糧支援を行っており、さらにこれまで支援を届けることができなかった南部の220万人を追加で支援する計画です。

ソマリア南部の人々は衰弱しきって食糧を求めて自ら動くことができない状況です。ですから私たちが食糧を届ければなりません。WFPは、支援活動の条件を整えるため、飢饉の深刻な地域への陸路と空路の食糧輸送のルートの構築や、スタッフの安全確保を急いでいます。

シーラン事務局長のソマリア訪問 ビデオ