7月24日 ナイロビ発: ジョゼット・シーランWFP事務局長は、現在WFPが支援を届けられない状況にあるソマリア南部に関し、食糧の空輸を含めありとあらゆる方法を検討し、同地域への支援を行いたいという考えを表明した。「我々は、支援を必要としている人々が暮らしている場所からできるだけ近 いところで支援を行いたいと考えています。」シーラン事務局長はこう語った。「アフリカの角」地域で干ばつの被害が特に著しいソマリア、ケニア、エチオピアの3カ国を視察訪問したシーラン事務局長は25日、集まった記者団に対して、ソマリア南部から飢餓を逃れようと脱出した人々、特に栄養失 調で体が弱ってしまった子どもたちの多くが避難の途中で命を落としていると訴えた。