WFP、洪水被害のパキスタンで100万人以上へ食糧支援
ツイート
FB.init({
appId : '',
status : true, // check login status
cookie : true, // enable cookies to allow the server to access the session
xfbml : true // parse XFBML
});
イスラマバード発
WFPとパートナー機関は、被害が最も大きいパキスタン・シンド州において急ピッチで支援を拡大している。今後数週間で、250万人に支援を届けることを目指している。
9月12日に支援を開始して以来、WFPはシンド州の8つの地域において120万人に食糧支援を行った。
WFPの支援により、すでに13万6千人の子どもたちが「ワワマム」という地元産のヒヨコ豆ペーストを受け取った。「ワワマム」は、子どもの栄養不良を改善に効果的で、調理を必要とせずそのまま食べることができる。およそ200トンもの「ワワマム」が6から23カ月の子どもに配給された。
WFPは食糧支援をより迅速に行うことで、シンド州の8つの地域に支援を届けており、今後、対象地域をさらに4地域に拡大する。現在WFPは19のNGOと協力関係にあり、近日中にはさらに3団体増える予定。
またWFPは、陸路でのアクセスが困難な3つの地域へ14隻の船を利用した支援を行っている。これらの船は、洪水により孤立してしまった人々への移動医療サービスの提供や、救出作業・避難用にも使われている。
WFP とユニセフが共同で実施している栄養強化のプログラムは、洪水被害が大きかったシンド州にも拡大中。子ども16,600 人と女性3,000人に対して栄養状態の調査を行った。栄養不良状態とされた人々に対し、WFPは栄養強化食品の配給を行っている。
人道支援団体の中で物流輸送の役割を担うWFPは、パキスタンの6つの地域において物資倉庫を提供しており、これらは国連諸機関やNGOによって活用されている。
今回の洪水被害への緊急支援のため、オーストラリア、日本、ルクセンブルク、アメリカの各国政府、民間企業が2,700万ドルをWFPへ拠出した。現在の拠出金では、WFPは11月末まで支援活動を行える見通しだが、今後支援を続けていくためにはさらなる資金が必要。またアメリカとドイツは、WFPの物資輸送に対して拠出を行うこと
を表明している。
★☆★ 洪水で被災したパキスタンの人々を救うため、緊急募金にご協力ください ★☆★
昨年の大洪水から回復しないまま、再度大規模な洪水に見舞われたパキスタンの被災者への支援活動に、温かいご協力をよろしくお願いいたします。
▼ゆうちょ銀行から
口座番号:00290-8-37418 加入者名:国連WFP協会
※通信欄に「パキスタン」とご記入ください。
▼手数料無料振込口座から
三菱東京UFJ銀行 店名:本店(店番001)
預金種類・口座番号:普通預金 0887110
口座名:トクヒ)コクレンWFPキヨウカイ
※領収書発行、ご寄付の使途指定につきましては、国連WFP協会までご連絡くだ
さい。
▼24時間受付可能なホームページから
http://www.wfp.or.jp/cooperate/donat_online.html
※募金使途欄にて「緊急支援」をご選択のうえ、自由記載欄に「パキスタン」と
ご記載ください。
◎お問い合わせ先:国連WFP協会 0120-496-819
月曜〜金曜(祝日を除く)9:30〜17:30
※携帯電話・PHSからもつながります。
※ご寄付は寄付金控除の対象になります。