ストーリー | 09 5 月 2022
過去11年間で、1,300万人以上のシリア人が母国を離れたり、国内で避難する選択を迫られました。彼らは、自分たちの家や愛する人たちのもとへ再び戻れる日が来るのだろうかと考えながら、故郷を離れていきました。
シリアは国連WFPの最大の緊急事態の1つであり、その規模は驚異的です。世界の全難民の4分の1はシリア人で、彼らは安全を求めて130の国々に避難をしています。
いつの日かシリアが、帰国できるほど平和になることを願い、多くのシリア人は周辺国にとどまることを選択しています。2021年末には、570万人以上のシリア難民がトルコ、レバノン、ヨルダン、イラク、およびエジプトで登録されています。
シリアに残る人びとは、かつてないほどの人道的ニーズに直面しています。