ニュースリリース | 27 7 月 2006
ベイルート発−レバノン人5人に1人が家を失い、紛争が続き、情勢が悪化する中、WFP国連世界食糧計画は南部レバノンで身動きが取れない人々のために、急速に食糧支援を届けている。 本日早朝、WFPは緊急救援連隊を南部レバノンの二箇所に派遣し、イタリアから当該地域への人道物資空輸を開始した。 「空爆や人的傷害以外にも、日々食糧や水の供給逓減の恐れを抱えている女性と子どもたちがいる。我々は、こういった人々に急速に支援を届けなければならない」と、WFPレバノンの緊急活動調整官アマール・ダオウディは指摘する。 本日のトラック連隊は、窮地に陥った人々を乗せ、シドンとジェジーンへ向かっている。8台のトラックで構成されているジェジーンへの連隊は、90メトリックトンのWFP小麦粉、15トンの肉の缶詰、国境なき医師団(MSF)から提供された毛布や避難所で使われる物資を運んでいる。