ストーリー | 01 7 月 2019
バングラデシュ・クトゥパロン難民キャンプからの手紙
私の名前はハフサ・アクタール。ミャンマーのラカイン州出身のロヒンギャです。避難せざるを得なかった体験と故郷に残してきた父親宛ての手紙を、ぜひ皆さんにお伝えしたいと考えています。
私たちはバングラデシュのコックスバザール地区にあるクトゥパロン難民キャンプに仮住まいをしています。ここは世界最大の難民キャンプです。私たちは9人家族です。その内、8人は2017年8月25日以降に避難せざるをえなかった何万人もの他のロヒンギャの人々と一緒に逃げてきました。たった1人、父親だけが故郷に取り残されました。家族が離れ離れになってしまったのです。でも私たち子どもはお母さんの庇護のもとで生き延びています。いつか家族が一緒に暮らせることを願っています。