ストーリー | 24 1 月 2023
アフガニスタン東部のジャララバードに住む11歳のハズラは、毎日のように空腹のまま授業を受けています。
「ときどき朝ごはんにお茶とパンを食べることもあります。ほとんどの日は何も食べないで登校します」小学6年生の彼女は、同級生と同じ白のスカーフと黒の長いローブに身を包んでいます。
「お腹が空いています」とハズラは続けます。「何も食べないと先生の話に集中できません。」
この女子校では、全校生徒約1000人に先生が国連WFPの高カロリービスケットを配っています。
100グラムのビスケットには450キロカロリーのエネルギーと、脂質、タンパク質、そして成長期に欠かせないビタミンやミネラルが含まれています。
「ビスケットはおいしいです。食べると幸せな気分になります。元気が出て、授業にも積極的に参加できるようになりました。