テーマ別ページ 食料システム Failures in food systems fuel hunger and limit livelihoods. Through “systemic food assistance” WFP can help address these issues.
ストーリー | 04 4 月 2024 国連WFPの概要 [日本語版更新:2023年12月1日] 国連WFPについて 国連WFPは、120以上の国と地域に拠点を持ち、2022年は1億6000万人以上の人びとを支援しました。紛争、干ばつ、洪水、地震、ハリケーン、不作、さらには新型コロナウイルスをはじめとする世界的大流行など、緊急時には真っ先に現場に駆けつけ、食料やその他の支援を行います。同時に、持続可能な開発にも焦点を当て、長期的な食料の確保/入手を管理するための支援とスキルを各国政府に提供しています。 資金調達 2022年の調達資金:141億米ドル(過去最高)。必要とされる資金: 214億米ドル 国連WFPは、深刻な飢餓が記録的な水準に達している今、支援活動の縮小を余儀なくされる、致命的かつ歴史的な資金危機の最中にあります。
ストーリー | 14 4 月 2021 ハイチ: 新型コロナウイルスによる食料品価格の高騰、そして豆が贅沢品になるまで カリブ海に浮かぶ人口1,100万人のハイチでは、人口の半分近くが飢餓に直面し、5人に1人の子どもが慢性的な栄養不足に苦しんでいます。そのため支援のニーズは非常に大きいといえます。 国連WFPの発表によると、440万人のハイチ人が緊急の食料支援を必要としており、そのうち120万人が深刻な飢餓に苦しんでいます。 新型コロナウイルスの世界的大流行と、それに関連する規制によって悪化した食料価格の高騰が重要な要因です。 実際、国連WFPの最新レポート「一皿の食料のコスト 2020」によると、ハイチの労働者は1食に収入の35%を費やしています。これは、ニューヨーク州に住む人が昼食に74米ドルを支払うことと同等です。
ページ メディア&リソース News, videos, stories, data sources and publications for media professionals, researchers and anyone wishing to know more about global hunger and how the World Food Programme (WFP) fights it.
ストーリー | 12 5 月 2021 マダガスカル:子どもたちは走ることも遊ぶこともせず、目に深い悲しみを浮かべています。 マダガスカルの「グラン・スッド」は、まるでSF映画に出てくるような、完全に乾燥した、人の住めない砂漠のような場所です。ここ数年、連続した干ばつに見舞われているのです。しかし、地元の人によると、今年はどの年よりもひどいそうです。 ここにずっと住んでいるお年寄りにも会いました。最初は、現在の状況を1991年の干ばつと比較していました。しかし、彼らと話しているうちに、今の状況はもっとひどいということがわかりました。今年は、例年になく不作の時期が長く、干ばつも深刻で、わずかな収穫物も虫にやられてしまい、今後数か月にわたって食べるための最後の希望が失われてしまいました。 状況は完全に絶望的です。 栄養価ゼロ 私たちが訪れたのは、壊れた道路でつながっている人里離れた小さな村でした。
ストーリー | 20 5 月 2021 コロナ禍で、現金支給がギニアビサウの人びとの生活に大きな変化をもたらす ダイアナ・ペレイラさんは、この13年間毎朝、ビサウから太陽が昇る前に起床し仕事を始めます。 セネガルとギニアに挟まれた人口180万人の小国、アフリカの大西洋岸に位置するギニアビサウの首都で、5人の子どもの母親であるダイアナさんは、数時間後に販売する食品の調理を始めます。 朝7時、出勤する人たちが彼女の家の前を通りかかると、ダイアナさんは通りにテーブルを置き、フライパンに火をつけて、軽食を作り始めます。持ち帰り用のサツマイモやピーナッツのパックを売って、12時間働いて9ドルから15ドルを稼ぐことができます。 調子の良い日には19ドルほどを稼ぐことができましたが、2020年にはそのような日はほとんどありませんでした。
ストーリー | 30 4 月 2021 南スーダンの少女に生きる力を与える学校給食 南スーダンでは、男子よりも女子の方が教育から排除されやすい状況にあります。国内のいくつかの地域では、初等教育年齢の女子の75%以上が学校に通っていないと言われています。 紛争、貧困、早婚、10代の妊娠、文化的・宗教的見解などが、少女たちの将来を妨げる教育上の不平等を引き起こす要因となっています。 実際、ユニセフの推計によると、南スーダンの少女は、中等教育を修了するよりも、出産時に死亡する確率の方が高いそうです。 国連WFPの学校給食支援は、南スーダンの1,100の学校で50万人の子どもたちに毎日温かい食事を提供しています。この支援は、就学率の向上に貢献し、親が子どもたちを学校に通わせるための不可欠な保護手段です。
ストーリー | 14 4 月 2021 飢饉について知らない3つのこと ― そして飢饉を防ぐ方法 20カ国で3400万人もの人々が飢饉の危機に瀕しており、多くの人の命が失われるのを防ぐためには、早急な対策が必要です。イエメンと南スーダンでは、すでに15万5,000人が飢饉または飢饉に近い状態に陥っており、紛争や情勢不安、それに伴う避難生活によって、人々は飢餓の危険にさらされています。 悲惨なことに、資源が不足しているため、国連WFPは、先週の南スーダンのように、必要に応じて食料を再配分しなければなりません。「空腹の人から奪って飢え死にしそうな人に与えるというのは非常に苦しい決断ですが、これが現実なのです」と南スーダン事務所代表のマシュー・ホリングワースは言います。 国連WFPは、2021年に飢饉を回避し、最も危険な状態にある少なくとも3,000万人の緊急の所食料・栄養ニーズを満たすために、55億米ドルを必要としています。
ストーリー | 09 4 月 2021 イエメンで飢えをしのぐサフィアさんと家族 「子どもたちは私たちよりも大切な存在です」と語るサフィアさんは、子どもたちに食事を食べさせるために、頻繁に食事を抜いています。「子どもたちが食事をしているとき、私は空腹を感じません......子どもたちがお腹いっぱいになれば、私もお腹いっぱいになります。子どもたちが病気になれば、私も病気になります。」 2020年の夏、サフィアさんは息子のスルタン君が急性栄養不良になったのを沈痛な思いで見ていました。重度の急性栄養不良(Severe acute malnutrition:SAM)は、飢餓の中でも最も危険な状態のひとつです。当時、夫のアラファトさんは、戦争で荒廃したイエメンを襲った新型コロナウィルスの影響で、仕事を見つけるのに苦労しており、一家は1日2食を食べるのがやっとという状態でした。
ストーリー | 12 7 月 2021 ハンガー・パンデミック : 食料安全保障報告書が国連WFPの最悪の懸念を裏付ける 新たに発表された「世界の食料安全保障と栄養の現状」では、新型コロナウイルスが世界の食料不安と栄養不良に与えた影響があらわにされており、2020年にはさらに1億6,100万人が飢餓に陥ったとみられています。また、データ収集は、ソーシャルディスタンスを保つルールにより、これまでになく困難なものになりました。 この度発行された最新版「世界の食料安全保障と栄養の現状2021」(SOFI 2021) 報告書では、異常気象や、新型コロナウイルスのパンデミックによる経済の減退が深刻さを増し、昨年は最大で8億1,100万人が飢餓に陥ったと推定されています。 WFP国連世界食糧計画(国連WFP)事務局長のデイビッド・ビーズリーは、次のように述べています。