ストーリー | 02 8 月 2022
5歳未満の子どもの3人に1人以上が栄養不良に陥った状況では、母乳育児が赤ちゃんや幼児に必要な栄養を確保する重要な手段となっています。
これまでにないニーズが存在する中、世界的な飢餓の危機に対応するため、国連WFPは母乳育児を国際的に支援し、妊娠中や授乳中の女性の栄養不良の予防や治療のため、栄養強化食品を提供しています。
国連WFPは母親や地域社会に対し、文字どおり命綱となる栄養教育を実施しており、母乳育児により病気に対する免疫をつけることができ、新生児だけでなくある程度大きくなった子どもたちにとっても利点があることなどを伝えています。
1) 子どもの健康と生存の要となる
特に重要な生後6ヶ月を母乳のみで育った子どもは生き延びる可能性が高くなります。
食料が不足している環境では乳幼児の死亡率が最も高くなります。