ストーリー | 27 9 月 2016
シエラレオネのマシメラ郡で米作りをするウスマン・カヌさん。国連WFPの米増産事業に参加したおかげでこの2年間で収穫を倍に、そしてその収益で家を建てることができました。日本政府の支援を通じて実施されてきたこの事業は、村の農地を有効活用するためのノウハウを地元農家に伝授するものです。対象地域での米の生産量は急増し、ウスマンさんをはじめ多くの農家が豊作に恵まれました。今年の収穫期を控え、米農家はさらなる収穫量への期待に胸を膨らませます。
シエラレオネ マシメラ郡マヨンボ村
ウスマン・カヌさんは新しく建てた家の玄関先に妻と幼い息子とともに座っていました。「この家は昨年の11月に建て始めたんだ、2度の収穫を経て貯めたお金をつかってね」と彼は言うと、立ちあがって家の周りを歩きながら、嬉しそうにこれから寝室や台所になるまだ建設途中の部屋の間取りを説明してくれました。