ニュースリリース | 18 9 月 2008
ポルトープランス発 WFPは、4つの暴風雨の被害を受けたハイチで、ユニセフ(国連児童基金)やIMO(国際移住機関)、国連ハイチ安定化ミッションとともに支援活動にあたっている。道路の損壊で、輸送に使えるのは飛行機やヘリコプター、船だけという厳しい状況下にもかかわらず、WFPによる食糧支援は過去数週間で3倍になった。9月14日以降、合計1,000トンの米、豆、食用油、水、その他の支援物資を配給し、これにより支援開始後217,000人の被災者に十分な食糧を届けたことになる。 ハイチは1ヶ月の間に4つの熱帯暴風雨「フェイ」、「グスタフ」、「ハンナ」、「アイク」に次々に襲われ、国土の多くが水没した。家屋は壊れ、家畜や穀物が失われ、主要な7つの橋を含む道路システムは機能しなくなった。 もともとハイチでは国民の半数以上が一日一米ドル以下の生活を余儀なくされており、半数近くは栄養失調だった。