ニュースリリース | 13 1 月 2009
戦闘が続くガザでは食糧不足が深刻化しており、WFPはガザの人口の約8割の人々が食糧支援を必要としていると見ている。WFPは9日までに70,000人へ食糧を配給し、今後、難民以外のガザの住民計360,000人を対象に支援を拡大する予定。(難民への食糧配給は国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が対応。)しかし戦闘のため、依然として食糧支援を行うのに困難な状態が続いている。 食糧支援への支障 WFPの倉庫には、支援対象とする36万人の3週間分に相当する食糧が備蓄されているが、戦闘の激化と共に食糧の輸送や配給は困難を極めている。戦闘への不安から、トラックやフォークリフトの運転手が業務を拒むことも多く、円滑な食糧支援が非常に困難となっている。カレムシャロム検問所では130台のトラックが4000トンもの食糧を積み待機しているが、なかなか通過できない状態。