ニュースリリース | 08 4 月 2021
今月からの食料配給削減は、70万人近くの難民や国内避難民に影響し、これまでの70%から50%の配給となります。完全配給の場合、一人当たり2,100キロカロリーで、50%の場合は1,050キロカロリーとなります。
国連WFP南スーダン事務所代表のマシュー・ホリングワースは、「お腹を空かせている人の配給を減らし、餓死しそうな人に与えるというのは非常に苦しい決断ですが、これが現実です。都市部から離れた場所での食料不安が憂慮すべきほど高まっているため、国連WFPは難民や国内避難民を含む比較的不安定な状況にない一部のコミュニティで、配給量を減らさざるを得ません」と述べています。
食料不安が過去10年間で最も高いレベルとなり、ドナーが新型コロナウィルスによる経済的影響に対応している中、南スーダンにおける国連WFPの資源は足りていません。