ニュースリリース | 26 8 月 2016
経済悪化により、来月頭にはこれに加えて100万人が支援を必要とするかもしれない状況です。さらに、国連WFPが独自に行った調査では、ボコ・ハラムの攻撃を受けている地域で食糧の値段が高騰していることもわかりました。国連WFP西アフリカ局長のアブドゥ・ディエングは、「ここ数日間だけでも、ナイジェリアや近隣国のチャド、カメルーン、ニジェールで何十人もが殺されたり負傷したりしました。ボコ・ハラムの暴力によって、もっと多くの人が苦しみ、飢えてしまうことでしょう。」と述べました。調査によれば、厳しい食糧難(「緊急事態」)に直面している人々はボルノ州、ヨベ州、アダマワ州などで100万人を越えました。これは今年3月の4倍の数字です。そして、ボルノ州やヨベ州のうち、解放されたものの未だ立ち入ることが難しい地域では、6万5,000人以上が飢きんにも似た状況に陥っていると考えられています。