ニュースリリース | 28 1 月 2022
ティグライの緊急食料安全保障評価では、83%の人が食料不安に陥っていることがわかりました。人びとは食料を得るためにあらゆる手段を尽くしており、人口の4分の3が生き残るために極端な対処方法をとっています。食料が手に入らなくなり、家庭での食事はほぼ完全に穀物に頼っています。少しでも長い間食べられるように食事量や回数を減らしすなど、困窮しています。
栄養面では、5歳未満のティグライ地域の子どもの13%、妊娠中および授乳中の女性の半数が栄養不良であることが判明、妊娠の予後不良、低体重出産、発育阻害、妊産婦死亡につながっています。
国連WFP東部アフリカ地域事務所のマイケル・ダンフォード局長は、「エチオピア北部では、人道支援の拡大が直ちに求められていることがこの厳しい調査によって再確認されました」と述べています。