ニュースリリース | 16 10 月 2006 WFP事務局長、平和構築と人間の安全保障における日本の主導的役割を称賛 横浜発 – WFP 国連世界食糧計画のジェームズ・モリス事務局長は、三日間の訪日を終え、世界の飢えに苦しむ貧しい人々に対する日本からの手厚い資金協力と人的支援に対し、WFPの感謝の念を伝えた。 「特にインド洋津波やパキスタン地震のような重大な危機の際に、日本がWFPにしてくれた手厚い支援に心から感謝しています」とモリス氏は語った。 「同時に、10人中9人の餓死者はテレビに取り上げられることもないのが事実。世の中の人はこうした餓死者の苦境を聞くことも見ることもありません。日本のWFPに対する持続的な支援を必要としている人々とはそのような人々なのです」 10月3日〜6日までの訪日中に、モリス事務局長は、塩崎恭久官房長官、麻生太郎外務大臣、緒方貞子JICA国際協力機構理事長、WFP国会議員連盟を含む政府高官および国会議員と会見した。
ニュースリリース | 16 3 月 2006 「人間の安全保障」と「平和の定着」に向けた日本政府とWFPの更なる連携強化を確認 横浜 − 16日、東京において第3回WFP・日本政府政策協議が開催された。この結果、WFP及び日本政府は、「人間の安全保障」と「平和の定着」の推進において、今後とも一層協力していくことを確認した。 同日、日本政府はWFPを通じてのミャンマーへの食糧援助3,250万円(28万ドル)を発表し、17日には、フィリピン・ミンダナオ島、アフガニスタン、パレスチナ自治区など不安定な移行期の中で食糧不足に直面する6つの国・地域に対し、合計13億8,500万円(1,200万ドル)の食糧援助をおこなうことを決定した。対象事業は、いずれも地域の平和と安定にとり重要であり、食糧不足の緩和を通じて、和平が強化されていくことが期待される。今回の日本の支援は、まさに政策協議で確認された「人間の安全保障」と「平和の定着」の推進に貢献するものである。
ニュースリリース | 11 3 月 2011 好物をおすそ分けして給食を送ろう ~WFP、ソーシャルメディアと連動した寄付サイト、「WeFeedBack」を開設~ 寄付サイト 「WeFeedBack」試用版 "feed back" とは、「食べ物をおすそ分けする」というような意味で、このウェブサイトでは自分の好きな食べ物を「おすそ分け」することによって、飢餓に苦しむ子どもたちに給食を届けることができます。たとえば、チョコレートアイスクリーム一つを「おすそ分け」すると、7人の子ども達に一分の食事を寄付できるのです。 どんな仕組みなのかご説明しましょう。サイトに訪れると、「feedback calculator」という計算機があらわれます。ここに、自分の好きな食べ物とそのおおよその値段を入力すると、その食べ物が、WFPが提供する学校給食の何食分にあたるかが計算できます。例えば、一杯350円のコーヒーは学校給 食16食分に相当します。
ニュースリリース | 22 3 月 2019 国連WFP、モザンビークのサイクロン「イダイ」対応を最高レベルの緊急事態と宣言―支援活動を加速 この「レベル3」の認定により、カテゴリー4のサイクロン「イダイ」とそれにより引き起こされた大洪水で被災した人々に対する大規模な支援活動が加速して行われることになります。同サイクロンと大洪水により、多くの人々が犠牲になり、60万人もの人々が家を追われました。 国連WFPの「レベル3」宣言は、モザンビーク政府の同国初の緊急事態宣言と国際的な支援への要請を受けてのものです。これにより、グローバルないくつもの国際組織から構成される「クラスター」が始動され、国連WFPが主導、あるいは共同で主導する食の安全保障、ロジスティックス、緊急通信支援活動がコーディネートされます。 衛星画像は長さ125キロと幅25キロにわたる「内陸の海」(ルクセンブルクと同じ大きさ)を含むいくつもの氾濫地を示しています。
ニュースリリース | 29 4 月 2020 休校で給食を失った3億7000万人の子どもたちの未来―国連WFPとユニセフの共同プレスリリース 「世界の何百万人もの子どもたちにとって、学校給食は一日で唯一の食事です。給食がなければ、子どもたちは空腹を抱え、病気にかかり、学校を中退し、貧困から脱する最大の機会を失う危険があります。感染症のパンデミックから飢餓の大惨事となることを防ぐために、私たちは今行動を起こさなければなりません」と国連WFP事務局長のデイビッド・ビーズリーは述べました。 学校給食は女の子にとって特に重要です。多くの貧しい国々において、学校で給食が約束されていることは、生活に苦しむ親が娘たちを学校に行かせる十分な理由となり、その結果女の子は重い家事労働や児童婚を免れることができます。 「学校は、学びの場以上の場所です。多くの子どもたちにとって、学校は安全や保健サービス、栄養を支える生命線です。
ニュースリリース | 30 10 月 2023 日本政府、アフガニスタン地震被災者を支援 「日本はアフガニスタンの人びとに対する揺るぎない支援者であり、今回の壊滅的な地震において連帯を表明します。ヘラート州の深刻な状況を理解し、被災者の皆様の生活を再建するため、支援の手を差し伸べることを約束します」と黒宮在アフガニスタン日本大使は述べました。 国連WFPは地震発生から数時間以内に被災地に食料を発送し、10月17日現在、約7万人に緊急食料支援を行いました。支援内容には、栄養強化小麦粉、植物油、豆類や塩のほか、すべてを失い瓦礫の横でテント生活をしている子どもたちの栄養状態を改善し、栄養不良を防ぐための特別な栄養強化食品も含まれています。 「今回の地震は、既に1500万人が次の食事のあてがなく、国連WFPは資金難のため300万人しか支援できない時期に発生したものです。地震発生直後は必要な食料を他の支援活動から再配分する必要がありました。
ページ 人事アウトリーチミッション2018 国連WFPは世界最大の食料支援機関として、「飢餓のない世界」を目指し約80カ国で活動を行っています。日本からもジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)などを経て、プロフェッショナルスタッフとして活躍している人が多くいます。 今後さらに日本人の採用に力をいれていくため、2018年8月29日(水)と30日(木)にローマの国連WFP本部から人事担当者が来日し、「キャリアガイダンス」と「キャリアセミナー」を開催します。 国連WFPでは独自にフィットプール(FIT Pool)という採用制度も取り入れています。国連WFPでの仕事やキャリアパスについてご興味のある方は是非ご参加ください! 1.キャリアガイダンス 応募〆切:2018年7月8日(日)
ストーリー | 30 6 月 2022 【日本人職員に聞く】紛争と干ばつに悩むエチオピア 「しのぐ」支援から「立ち向かう」支援に エチオピアで広がる2つの脅威 「干ばつに見舞われている地域には、本当に何もありません。家畜を死なせないために、家の屋根にあるわらをとってご飯として食べさせているほどです。そのようなところで、彼らは生きています」 エチオピアは、何十年も干ばつが続いているアフリカ東部の「アフリカの角」と呼ばれる地域に位置する国です。直近3回の雨季には雨が降らないほどの干ばつに見舞われました。 それがどれほど深刻な状態なのか、浦さんはソマリ地域で出会った女性から気づかされたといいます。 「ひどい干ばつで家畜は全滅。村の中で一番裕福だと思っていた家庭の牛や羊もみんな死んでしまうほどの被害を受けている。これからどうすればいいのか…今後もしWFPが農業プロジェクトを行うことがあれば、ぜひ参加したい」と訴えたそうです。
ページ プリマ プリマハムより、1,103,097円のご寄付をいただきました。2017年1月より2017年6月までの間、同社「直火焼 デミグラスハンバーグ」の売り上げの一部を国連WFPが展開している「レッドカップキャンペーン」を通じてご寄付いただいたものです。ご寄付は国連WFPの「学校給食プログラム」に活用させていただきます。 プリマハム株式会社 代表取締役社長 松井 鉄也様 (右) 国連WFP協会 事務局長 鈴木 邦夫 (左)
ニュースリリース | 26 11 月 2021 紛争の影響により、エチオピア北部で食料支援を必要とする人が数百万人増加 エチオピアで発生している紛争の最前線に位置するアムハラ州では、370万人が緊急的な人道支援を必要としています。エチオピア北部で支援を必要としている人の80%にあたる780万人が戦闘地域の反対側で生活しており、戦闘地域を越えて食料支援を届けることが不可欠となっています。 国連WFPは今週、合同緊急作戦(Joint Emergency Operation, JEOP)を代表して、アムハラ州の町、デシとコンボルチャに住む1万人を超える人びとに食料を届けました。約1ヶ月前にティグライ人勢力によって制圧されたこの地域に支援が届くのは、制圧以降初めての事です。国連WFPは、一週間前まで、この地域に所有する倉庫へのアクセスが許可されていませんでした。