ニュースリリース | 07 3 月 2007
横浜発 –WFP 国連世界食糧計画シーラ・シスル事務局次長は、4日間の訪日の最終日となる8日、東京の国連大学で開催された「国際女性の日2007公開フォーラム」に出席し、今年の「国際女性の日」のテーマ、「女性と女児への暴力に終止符を」に関する基調講演を行った。 シスル氏は、同大学のウ・タントホールを埋めた聴衆に対し、WFPがいかに食糧援助を通じて女性に対する暴力廃絶や女性の地位向上を達成しようとしているかについて語った。 「女性の3人に1人は、人生のどこかの時点で身体的あるいは性的暴力を受けています。地雷を処理するには信管を外せばいい。銃を使えなくするには、銃弾を抜けばいい。では、女性に対する暴力を根絶するには?そのためには、それぞれのケースについて個別に原因を探り、一つ一つ解決し、廃絶していかなければなりません。」とシスルは訴えた。