ストーリー | 06 3 月 2014
3月8日の「国際女性の日」を前に素晴らしいニュースです。子どものころ国連WFPの給食を食べて育ち、2008年に17歳でエベレスト登頂を果たしたネパール人女性登山家のニムドマ・シェルパさんが、2月末、南米最高峰のアコンカグア登頂に成功しました。ニムドマさんは世界7大陸最高峰踏破を目指すネパール人女性の登山隊、「7サミッツウィメンチーム」の仲間と共に登り、これで5大陸の最高峰を踏破しました。
今回の登頂は強風や大雪に見舞われ、非常に気象条件の悪い中で行われました。登頂開始から9日目、天気がやや回復し、「7サミッツウィメンチーム」のメンバー7名はこの日が唯一のチャンスだと判断し山頂を目指しました。ところがまた天気が荒れ、メンバーのうち3人は凍傷の危険性を感じたことから登頂を断念。ニムドマさんを含む残りの4名が山頂を目指し、雪嵐と強風が吹き荒れる悪天候の中、見事成功しました。