ニュースリリース | 08 8 月 2006
日本政府からレバノンにWFPを通じて50万米ドルの緊急支援 横浜発−日本政府は8日、紛争の続くレバノンで深刻な食糧不足に苦しむ人々の生活を支援するため、50万米ドルの緊急食糧援助をWFP 国連世界食糧計画を通じて行うことを決定した。WFPはこれらの支援を通じ、レバノンの26万人の国内避難民その他の被災者のための食糧の購入と配給に役立てる予定である。 レバノンでの紛争の激化による人道状況の悪化に伴い、国連は7月24日に約1億5000万ドルの緊急アピールを発表した。その一部として、WFPは総額890万ドルの緊急食糧支援を支援各国に要請していた。今回の日本政府の決定は、この緊急支援要請に対応したものである。 WFPは陸海空の輸送経路を駆使し、これまでに404トンの食糧を輸送しており、これは10万5000人の1週間分の食糧に値する。