ニュースリリース | 05 9 月 2014
国連WFPとそのパートナー団体は、各勢力の支配地域の境界線を越え、この6週間で58万人以上に食糧を届けることができました。それ以前の6週間で境界線を越えて支援を実施できた人数は13万7千人だったので、4倍以上に増えたことになります。 また、国連安保理決議2165により、国境を越えての食糧搬入が可能になりました。本決議は、シリアで国連が人道支援を行えるよう、4つの国境検問所から同国に入国することを承認したものです。 決議採択以降、支援食糧を積んだ車列が計5回、トルコからバブアルサラムへ、ヨルダンからアルラムサを経由して、アレッポ県、イドリブ県、クネイトラ県、ダラー県の、それまで支援物資の輸送が難しかった地域へと食糧を搬入することができました。同地域に暮らす6万9,500人が、米、食用油、パスタ、挽き割り小麦、缶詰、小麦粉、豆、塩、砂糖を手にしました。