ニュースリリース | 12 4 月 2016
食糧投下を行ったのは、ヨルダンのアンマンの空港から飛び立った国連WFPのチャーター機。主に豆類や米など20トン(2,500人の1ヶ月分の食糧)を空中から投下しました。高空用のパラシュートが装着された26のパレット(荷台)は、国連WFPのチャーター機から空中投下され、うち22パレットが地上にて国連WFPの連携団体であるシリア赤新月社により回収されました。国連WFPは現在、残り4パレットの行方を確認しています。デリゾールでは、2014年3月から、包囲作戦により20万人以上が閉じ込められています。現地では切迫した食糧不足が報告されており、人道支援が緊急に必要とされていました。今回の食糧投下により、2014年3月以降初めて、国連WFPの食糧支援が町の包囲地区に届きました。地上では国連WFPの連携団体により食糧配給が速やかに行われることになっており、国連WFPは密に連絡を取り合っています。