ニュースリリース | 01 4 月 2011
(c)WFP/Kojiro Nakai
WFPは今週、救援物資を保管する可動式倉庫5棟、プレハブ事務所4棟を、宮城県石巻市内に設置する工事を始めた。石巻市は被災した市町村の中で死亡者が最も多いと推定され、今も2万人が避難所での生活を余儀なくされている。今回設置する倉庫やプレハブ事務所は、石巻市や、市内で支援活動を展 開するさまざまな支援団体が使う。WFPアジア地域局長の忍足謙朗は、「巨大津波で、防災のための公的施設の多くが破壊されてしまいました。WFPは、支援物資の一時保管ができる倉庫や、活動拠点となる事務所スペースの提供などを通じて、日本政府や市民、団体が被災地で行っている支援活動を支 えていきます」と語った。