ストーリー | 20 12 月 2023
ガザでは、十分な食料、清潔な水、医療や衛生へのアクセスが早急に回復しない限り、飢きんが発生する危険性があります。ガザ地区の全人口にあたる約220万人が、危機的あるいはそれ以上のレベルの食料不安に苦しんでいます。
22日(木)に発表された総合的食料安全保障レベル分類(IPC)報告書で憂慮すべき状況が明らかになりました。
国連世界食糧計画(WFP)やその他の国連機関、非政府組織のデータを含む、最新のガザ地区の食料安全保障分析は、4世帯に1世帯以上が極度の飢餓に直面していることを明らかにしています。
戦闘が開始されてから10週間が経過しましたが、紛争が収まる兆しはありません。人道的アクセスは著しく縮小しており、支援活動を行うために必要な基本サービスは崩壊し、人道支援従事者は自分たちの命や安全も脅かされながらも、任務を遂行しています。