ストーリー | 28 10 月 2016
「地元で作った食べものを自分の子どもたちに食べさせられることほど、嬉しいことはありません。 」と、国連WFPの学校給食プログラムの一環で支援を受ける女性農家グループのミリムーノさんは語ります。この学校給食プログラムでは、玄米を作るための技術支援を行い、この玄米を学校給食用に買い取ることで、農家グループを支えると同時に、地産地消の学校給食を実現しています。西アフリカのギニア森林地帯で進む取り組みを紹介します。ギニアでは、子どもの17%以上が、小学校に通えておらず、その4分の3は女の子です。子どもたちが学校に通えない主な理由は、文化的な背景や教育への無関心、そして、貧困にあります。
国連WFPは、地方における貧困の改善や、子どもたちの就学率の向上のため、 2015年からギニア東南部の森林地帯にある281の学校で、地産地消の学校給食支援に取り組んできました。