ニュースリリース | 04 11 月 2024
国連世界食糧計画(WFP)は、日本政府から200万米ドル(約2億9,810万円)の緊急無償資金の協力を受け、国境を越えてきたレバノン人、レバノンから帰還してくるシリア人、そして受け入れコミュニティのシリア人、計12万5,000人に対して、緊急の食料支援を実施します。シリアは人口の9割以上が貧困ライン以下で生活しており、長引く紛争やインフレーションなどの経済的な困難に直面しています。人道状況は著しく悪化しており、人口の4分の3にあたる1,670万人が、人道支援を必要としています。さらに今年9月にレバノンで戦闘が激化して以来、約28万人の避難民がレバノンからシリアに流入しています。人々はすでに深刻な生活状況にあるにも関わらず、流入してくる人々を受け入れており、シリアでの生活はさらに厳しいものとなっています。