ニュースリリース | 06 6 月 2024
国連WFPは今年末までに500万人に対し、命を救うための食料および栄養支援を実施すべく支援規模を拡大しています。これは、2024年初頭に国連WFPが支援予定だった支援者数から倍増しています。スーダンとその周辺国では数百万人が避難を強いられ、飢餓は深刻化しており、今後世界最大の飢餓の危機となる恐れがあります。
「スーダンは広範な飢餓と栄養不良に苦しんでいます。国連WFPは、日々戦争の恐怖の中で生きる数百万人の人びと対する食料および栄養支援を拡大し続けています。紛争の影響を受けている全ての人びとに支援が行き届かない限り、さらに状況が悪化することが懸念されます」と国連WFP東アフリカ地域局マイケル・ダンフォード局長は話しました。
支援拡大の一環として、国連WFPはスーダンの12州の120万人に現金による支援を実施します。これは地元の市場や食料生産者にとって重要な後押しとなります。