ニュースリリース | 14 10 月 2009
10月8日 ジャカルタ発 支援物資の輸送が極めて困難な中、WFPはインドネシアのスマトラ島の大地震で被災した人々への食糧支援を開始した。 インドネシア政府と民間企業との協力のもと、WFPは5才以下の子ども、妊婦、授乳中の女性を対象に食糧支援を行っている。 10月6日にパダン周辺の被災地に届いたWFPの栄養強化ビスケットの第一便は、こういった最も弱い立場にある子ども、女性などに配給された。 牛山WFPインドネシア事務所代表は、「大地震で道路や橋が壊れて使えなくなっている中、関係者の多大な努力により、被災者の人々に支援物資を届けることができました。このような緊急事態の中、被災者の人々の栄養状態が悪化しないようにしなければなりません。」と述べた。 WFPは、遠隔地への輸送経路の確保に努めると同時に、被害が大きく、復旧が容易ではない地域を中心に食糧支援を行う予定。