ストーリー | 16 7 月 2021
コンゴ民主共和国(DRC)の南キブ州カシェカで識字プロジェクトに参加しているフラハさんは「先生から初めて黒板の文字を読むように言われたとき、どれほど感激したかを覚えています」と語ります。
フラハさんは、WFP国連世界食糧計画(国連WFP)と食糧農業機関(FAO)が実施している、収穫量を増加するための技術研修を受けている何千人もの農民のうちの一人ですが、彼女が最も誇りに思っているのは、読み書きや計数ができるようになったことです。
紛争や異常気象、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)などの影響を受けているこの農村で農業技術がいかに重要かということを考えれば、これは注目すべきことです。
フラハさんによれば、「作物が取れないときは、何も食べられなかった」と言う状態で、フラハさんと彼女の夫が養う12人の子どもたちへの影響は甚大でした。