今年のレビュー:見逃したかもしれない2023年の国連WFPのストーリーズ
国連WFPにとって、2023年は、慢性的かつ歴史的な資金不足とニーズの高まりの中、前例のない支援削減の年として語り継がれるだろう。
2024年を目前にして、国連WFPが活動している78カ国で3.33億人(英語のサイトへジャンプします)以上が深刻な飢えに苦しんでいます。彼らは、次の食事をどこで手にできるかわかりません。
国連WFPのウェブサイトでは、アフガニスタン、コンゴ民主共和国、ハイチなどの国の人びとが直面している問題について、レポートを掲載しています。国連WFPのストーリーズやインタビューを通じて、緊急時の支援活動だけでなく、強い地域社会構築の取り組みによって長期的な食料安全保障を手にする力を人びとが得ていること、そしてそれが飢餓から救い、命を救っていることをお伝えしたいと思います。以下は、あなたが見逃したかもしれない国連WFPのストーリーズです。
1月:ペルーの黄金の鍋
ペルーでも最も人口の多いこの地区では、パンデミック時に国連WFPが開始した「オヤス・コムネス(みんなの鍋)」プロジェクトのキッチンがいくつかあります。ストーリーズを読む
2月:ウクライナ戦争が始まって1年
国連WFPウクライナ事務所代表が、過去12ヶ月間のウクライナでの人道支援活動を振り返り、主な懸念と成果、そして世界のリーダーへの緊急提言を発表しました。ストーリーズを読む
3月:アフリカ学校給食の日
国連WFPが支援する、地元の食材を活用した地産地消の学校給食(英語サイトへジャンプします)が、毎年行われるアフリカ連合のイベントで注目を浴びました。
4月:トルコ・シリア地震から2ヶ月
壊滅的な被害をもたらした地震の2ヶ月後、女性たちがトルコとシリアの国境でどのように震災と悲劇を乗り越えたか語ります。ストーリーズを読む
5月:紛争で苦闘するスーダン
4月15日に紛争が勃発して以来、数万人がスーダンから避難しました。近隣諸国では国連WFPが新たにやってくる難民に食料支援を行っていますが、今後やってくる雨季と資金不足が支援活動を脅かしています。ストーリーズを読む(英語サイトへジャンプします)
カンボジア:希望(と魚)をもたらす運河
日本が資金を提供し、国連WFPが支援するプロジェクトが、気候変動により天候不順に見舞われているコミュニティの未来を救っています。ストーリーズを読む
6月:300人の孤児を救出
スーダンで不安と飢餓が高まる中、300人の孤児が救出されたことはまれに見る明るい話題でした。ストーリーズを読む(英語サイトへジャンプします)
7月:東アフリカの食料システムの見直し
ローマでの主要な「見直し」サミットに各国が集う中、国連WFPのシビ・ローソン-マリオットが飢餓の解決におけるホリスティックな考え方とコレクティブアクションの重要性を強調します。ストーリーズを読む(英語サイトへジャンプします)
8月:母乳育児ウィーク
スウェーデンが資金を提供し、ユニセフと国連WFPが実施しているNutriCashプロジェクトが、ウガンダの難民女性たちの未来をどのように救っているかご紹介します。ストーリーズを読む
9月:世界平和デー
国連WFPのコンゴ民主共和国、ハイチ、ウクライナの事務所代表たちが、もし戦争が終わったらどのような世界になるか語ります。ストーリーズを読む(英語サイトへジャンプします)
10月:バングラデシュで困難に立ち向かい成長する
世界食料デーを記念して、バングラデシュの最も貧しいコミュニティに気候変動の壊滅的影響に対処する力を国連WFPがどのように提供したかをご紹介します。ストーリーズを読む(英語サイトへジャンプします)
11月:ガザの日記
戦闘開始から3週間目に入り、ガザ地区にいる国連WFPの職員が、その恐怖、少なくとも7人の家族、何人かの友人、より良い未来への夢を失った悲しみ、そしてこのような状況下でも仕事を続けなければならない理由を語ります。ストーリーズを読む
12月:気候変動へのザンビアの対応
生徒と女性農業従事者が南部アフリカでどのように変化をもたらしているか、著名なシェフで国連WFP親善大使のアンドリュー・ジマーンさんが現地を訪ねます。ストーリーズを読む