ストーリー | 28 9 月 2022
ケニア北東部にあるジャリブ小学校で、グリフィンズ・オチエンくんのお皿に盛られた豆はすべて、はじめに保管されていた政府の倉庫まで辿ることができます。
この取り組みは、ケニアの学校給食で食品ロスを出さない、という考えのもと生まれたものです。国連WFPの支援により、給食は政府の国家教育マネジメント情報システム(教育セクターのすべてのデータとプロセスの管理を自動化するオンラインツール)に統合されています。これは、最先端のテクノロジーが人びとの生活に目に見える変化をもたらすことができるという大きな例であり、「情報へのユニバーサル・アクセスのための国際デー」で紹介されました。
「国連WFPは教育省のソフトウェア開発者と協力し、サプライチェーン全体における学校給食の記録を集め、デジタル化しました」と、国連WFPケニア事務所の学校給食マネージャー、チャールズ・ニェール氏は話します。