ニュースリリース | 23 10 月 2024
国連世界食糧計画(WFP)は日本政府から200万米ドル(約2億9,810万円)の緊急の無償資金協力を受け、レバノンの紛争の影響を受けている人々に食料支援を実施します。避難先の厳しい環境下にいる人々に、栄養バランスに配慮した缶詰や温かい食事を提供します。レバノンは今年9月の紛争の激化により、人道状況が著しく悪化しています。特に人口の約9割が密集して暮らしていることから、爆撃からの回避が難しい上に、インフラが破壊されることによる生活への影響も深刻です。最大で130万人が今回の紛争の激化の影響を受けていると推計されます。WFPは24時間体制でレバノンの人々に食事を提供しており、今後、国内で最大100万人を対象に支援を届ける予定です。WFP日本事務所の津村康博代表は「WFPが提供する食事が1日で唯一の食事となっている避難民もおり、一人でも多くの人々に支援を届けることが急務です。