ニュースリリース | 25 10 月 2021 アフガニスタンで人口の半数が深刻な飢餓に直面、人道的ニーズが記録的レベルに拡大 干ばつ、紛争、新型コロナウイルス感染症、また経済危機の複合的要因が、人びとの命、生活、食料へのアクセスに深刻な影響をもたらしています。寒さの厳しい冬が近づきつつある中、凍える数か月を生き延びるために切実に人道支援を必要としている家族のいる地域へのアクセスが閉ざされる危険にさらされています。 総合的食料安全保障レベル分類(IPC)の報告書は、2021年11月から2022年3月のリーンシーズン(収穫前に最も食料が不足する時期)に、アフガニン人の2人に1人以上、が危機的(IPC フェーズ3)もしくは緊急事態(IPC フェーズ4)の急性食料不安に陥ると分析し、基本的な食料のニーズを満たし、生活を守り、人道的大参事を防ぐためには緊急的な人道支援が必要としています。
ニュースリリース | 07 3 月 2007 WFPシーラ・シスル事務局次長来日女性に対する暴力廃絶を訴える (和文) 横浜発 –WFP 国連世界食糧計画シーラ・シスル事務局次長は、4日間の訪日の最終日となる8日、東京の国連大学で開催された「国際女性の日2007公開フォーラム」に出席し、今年の「国際女性の日」のテーマ、「女性と女児への暴力に終止符を」に関する基調講演を行った。 シスル氏は、同大学のウ・タントホールを埋めた聴衆に対し、WFPがいかに食糧援助を通じて女性に対する暴力廃絶や女性の地位向上を達成しようとしているかについて語った。 「女性の3人に1人は、人生のどこかの時点で身体的あるいは性的暴力を受けています。地雷を処理するには信管を外せばいい。銃を使えなくするには、銃弾を抜けばいい。では、女性に対する暴力を根絶するには?そのためには、それぞれのケースについて個別に原因を探り、一つ一つ解決し、廃絶していかなければなりません。」とシスルは訴えた。
ニュースリリース | 13 7 月 2006 WFP国連世界食糧計画とスタンフォード大学出版、「世界飢餓叢書」を創刊 ジュネーブ発−WFP国連世界食糧計画は、本日「世界飢餓叢書」を創刊した。飢餓とその具体的な撲滅対策に焦点を当てるこの年次出版物の初版は、飢餓と学習能力の関係性を考察している。 ノーベル経済賞受賞者のケネス・アロウ教授はこの創刊号を評価し、「胎児あるいは乳幼児期の飢餓が、子どもの発達を阻害する証拠を提示している。従って、飢餓が個人あるいは国家の経済成長を阻み、個人の成長の障害となっている」と述べた。 「世界飢餓叢書」が注目に値する理由は、人の一生における各段階に実質的対処法を提示した点である。今年度版にはジャマイカの事例が挙げられ、栄養失調の子どもたちが朝食を与えられた場合、会話テストにおいて劇的な好成績を残したことが例証された。このような結果は空腹が学習能力を低下させることを証明し、栄養不良問題に対処することの重要性を明らかにした。
ニュースリリース | 07 10 月 2015 元国連WFPアジア局長・忍足謙朗、人気TV番組『世界一受けたい授業』に登場! どんな場所でも必ず食糧を届ける!を信条に、困難と危険の中、紛争や災害の被災地で現場の指揮にあたった体験を語ったり、実際に配っている食糧をスタジオで紹介したりする予定です。番組の詳細はこちらをご覧ください。苛酷な現場を経験してきた支援のプロ、忍足の授業をぜひご覧ください!※忍足謙朗ってどんな人?詳しくはこちらをご覧ください。 # # #<寄付方法>▼Webサイトから▼お電話で 0120-496-819(通話料無料・年中無休)▼ゆうちょ銀行から口座番号:00290-8-37418 加入者名:国連WFP協会▼手数料無料振込口座から三菱東京UFJ銀行 店名:本店(店番001)口座種類・口座番号:普通預金 0887110口座名:トクヒ)コクレンWFPキヨウカイ※領収書発行につきましては、お手数ですが国連WFPまでご連絡ください。
ニュースリリース | 19 10 月 2006 WFP 国連世界食糧計画スーダン局長、スーダンへの支援を呼びかける (英文) YOKOHAMA – On an eight-day mission to Japan, Kenro Oshidari, Representative of the WFP Sudan Office, emphasized the greater need for the people of Japan to raise awareness of the situation in Sudan and for greater support.
ニュースリリース | 12 7 月 2009 麻生千賀子首相夫人が各国ファーストレディーと共にWFPローマ本部を訪問 イタリア・ローマのWFP本部は7月10日、G8先進国首脳会議に出席している各国のファーストレディーを招き、飢餓撲滅と母子保健の促進における女性の役割について考えるイベントを開催、日本からは麻生千賀子首相夫人が参加した。 ジョセット・シーランWFP事務局長は、WFP本部の敷地内に再現されたWFPの緊急食糧支援の配給所をファーストレディー達に案内。WFPが途上国で学校給食として配給しているとうもろこしと豆のおかゆの試食も行われた。WFPは年間およそ70カ国で2,000万人の子どもたちに学校給食を配給している。
ニュースリリース | 03 9 月 2015 【開催報告】 視察報告会 「三浦雄一郎が見たネパール震災〜国連WFPの支援現場〜」 元国連WFPアジア地域局長の忍足謙朗さんの講演「自然災害における国連WFPの緊急支援」では、主にフィリピンで自ら指揮を執った緊急支援のエピソードを交えつつ、緊急支援の開始から終了、そして、次の自然災害に備える活動に関する包括的な話がありました。また、この100年間で気候変動による自然災害の件数は急増しており、国連WFPの緊急支援の必要性は高まっていると言及しました。詳しくはこちら続いて三浦雄一郎国連WFP協会親善大使の「三浦雄一郎が見たネパール震災〜国連WFPの支援現場〜」と題したトークショーが行われました。これまでに30回以上訪れ、3度エベレスト登頂を果たしている、ネパールと縁が深い三浦さん。今回も震災直後に、登山等を通じて絆を深めた仲間からの電話で現地の状況を知り、個人としても、国連WFP協会親善大使としても支援を行ってきました。
ニュースリリース | 30 11 月 2006 日本政府、WFPを通じてスーダンに平和構築のための緊急食糧支援 (和文) 日本政府、WFPを通じてスーダンに平和構築のための緊急食糧支援 横浜発 –日本政府は1日、20年に及ぶ内戦で甚大な被害を受けたスーダンの人々に対する緊急食糧援助として、WFP 国連世界食糧計画を通じて総額1300万米ドル(約15億3千万円)を拠出することを決定した。 今回の拠出金でWFPは約1万4千トンのソルガム(とうもろこしの一種)を購入予定。これは、180万人の1か月分の食糧に相当し、ダルフールやスーダン南部などの地域における国内避難民や、故郷に戻ってくる帰還民、栄養不良に苦しむ人々への食糧援助に活用される。 WFP事務局長のジェームス・モリスは、「WFPは日本政府からの支援に心から感謝する。これはアフリカにおける平和構築と人間の安全保障を達成しようとする日本政府の固い決意を表すものだ。」と述べ、謝意を表明した。
ニュースリリース | 19 10 月 2006 WFP 国連世界食糧計画スーダン局長、スーダンへの支援を呼びかける (和文) 横浜発−WFP 国連世界食糧計画の忍足謙朗スーダン局長は8日間の訪日を終え、日本はスーダンの現状に対する意識を高め、更なる支援をしていく必要があると訴えた。 10月12日(火)、国連大学で行われた講演会で忍足は、「WFPは、紛争が長引くダルフールで今後も人道支援を続けていかなければなりません。スーダン南部では平和構築への一歩を踏み出したばかりですが、とても脆い状態で、今後も支援が必要です」と述べた。講演会には110人が集まり、スーダンの現状やWFPの活動、今後の方向性などについての忍足の講演に耳を傾けた。 「今回の訪日の大きな目的の一つは、日本政府と日本の人々に更なる支援を呼びかけることです」と忍足は述べた。 忍足は訪日中に政府高官と会見し、7月に拠出された850万米ドルなど、飢えに苦しむスーダンの人々に対する日本からの大きな支援に感謝の意を表した。
ニュースリリース | 11 12 月 2014 写真ギャラリー~国連WFP、自衛隊が運んだ防護服をエボラ感染国にリレー輸送~ 国連WFPは支援の世界では随一の輸送集団。さまざまな支援団体が利用できるように、いわゆる「国連機」を運航しており、エボラ熱感染国に、医療関係者などの支援従事者や、支援物資を次々と輸送しています。これまでにおよそ2800人の支援従事者と、55機関の支援物資をエボラ熱感染国に運びました。今回も、自衛隊からバトンを引き継ぎ、しっかりと防護服をエボラ熱感染国に届けます。防護服が自衛隊機でガーナに運ばれた様子を収めた写真が現地から届きました。こちらからご覧下さい。