ニュースリリース | 15 6 月 2009
ローマ発 WFP国連世界食糧計画のジョゼット・シーラン事務局長は、ローマで開催されたG8開発大臣会合にて、世界中の飢餓で苦しむ人々の存在を忘れないよう、各国へ呼びかけた。WFPは国連分担金を受け取っておらず、運営費の全てを任意の拠出金に頼っている。 「私たちは飢餓に苦しむ人々のことを忘れてはなりません。そしてその人たちへの支援を削減してはなりません。最も弱い立場に置かれているこういった人々は、経済危機や食糧価格高騰という二つの深刻な要因により、さらに苦しい生活を強いられています。飢餓問題は深刻な情勢不安の原因ともなり、世界の平和や安全保障に大きな影響を与えるおそれがあるのです。」 「世界の6人に1人が飢えに苦しみ、6秒に1人の子どもが飢餓を原因として亡くなっています。