ニュースリリース | 25 5 月 2018
「今日の安全保障理事会の投票は、何億人もの人々の繁栄と平和の道を阻んでいる紛争と飢餓のサイクルを絶つための大きな前進です」とデイビッド・ビーズリー事務局長は述べました。 「安全保障理事会は、食料安全保障が平和と安全保障をもたらす上で不可欠な要素であると認識しました。私たちは、世界中の紛争の結果でもあり要因でもあるという食料安全保障の役割に焦点を当てる安全保障理事会における今後の機会に期待しています」と続けました。世界では、慢性的な飢えに苦しむ8億1,500万人のうち60%が紛争地域に住んでいます。これは、4億8,900万人の人々が人の手によって生み出され、防ぐことができるはずの飢えに苦しんでいることになります。特に子どもたちは悲惨な犠牲を払っています。1億5,500万人の世界の飢えた子どもたちのうち、紛争の影響を受ける国々に住んでいる子どもたちは1億2,200万人に上ります。