ニュースリリース | 14 8 月 2014
6月中旬にイラク北西部の都市モースルで起きた戦闘により、モースルだけでなくその周辺地域から何十万もの人々が避難しています。また、最近ではイラク北部のシンジャル山に逃げこんだ避難民も多くいます。国連WFPでは8月4日以降、ドフクとラリッシュの4箇所に緊急の炊事場を設け、シンジャル地域へと逃れてきた10万人に食糧支援を行っています。 【イラク危機の背景】ここ数週間、ニネベ県のシンジャル地域では、戦闘が激化しています。そのため、同県から数十万の人々が逃れてきています。避難民の多くは、少数民族の女性や子どもたちです。イラク国内の避難民数は、現時点で120万人以上と推定されます。