ストーリー | 19 5 月 2020
難民、干ばつ、蝗害に加え、新型コロナウイルスの影響が人々を飢餓の淵まで追いやるケニアより、現地の窮状を日本人職員・田島 大基が伝えます。
ケニアでは新型コロナウィルスの影響により国際線フライト運行停止、学校休校、夜間外出禁止、部分ロックダウン(都市間の移動禁止)など様々な影響を受けています。2020年5月19日時点でケニアでの新型コロナウィルスの感染者は963名、死者数は50名となっていますが、検査を出来ていない人も多く、密集して暮らすスラム街での感染者も報告されているため、実際の数はもっと多いと予想されています。2020年4月15日時点の国連WFPケニア国事務所の報告書では、ケニア全体で合計500万人の人々に食料支援が必要と試算されています。
国連WFP東アフリカ地域事務所・予算部門の仕事は急激に増加して、平日の深夜も休日もメールが飛び交う日々が続いています。